カッタカの知ったか

冥府魔道の自転車道を、無人の野を歩むがごとく逝く漢・カッタカのブログです

スピードプレイ グリスアップ

どうしても分解できなかった方のペダル、色々なオイルやパーツクリーナーを掛けたせいか回転がしぶくなったのでグリスアップします。

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用意するものはコレだけ、グリスは何でも良いと思います。

ただ、ワタシはたまたJPさんで売っている専用グリスと同じスーパールブのグリスを持っていたので、それを使いました。

ポンプもあんな大げさなグリスポンプなんか要りません、コレで充分。

百均でも取り扱ってるらしいです。

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このグリスホールから注入するだけですもん。

よっぽど、この黒色のダストキャップの嵌り具合の方が重要です。

中途半端に嵌っていたら、グリスの注入時に浮いて外れてしまうかもしれません。

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パーツ構成はこんな感じ、あと今回ペダルボディから外せなかったニードルベアリングがあります。

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このペダルボディの穴の縁に見えるモノがそうです。

シールドベアリングは、こんな感じでシャフトに付いています。

ベアリング穴の内径が違うので順番を間違えたりすることは無いと思います。

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 先端から見るとこんな感じで、ベアリングがシャフトに付いています。

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でね、別に特別にグリスの通る穴が開いているわけじゃないんですよ。

ベアリングに横からグリスを圧入するでしょ?

そしたらベアリングのシールドの隙間からグリスが充満して溢れる。

それを2回繰り返して・・・ 

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この画像の3時と9時の所にある溝を通って、ニードルベアリングをドリドリにして・・・

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わずかばかりの防水効果の為のOリングの隙間から容赦なく古いグリスが溢れてきます。

注目はダストキャップ、少し浮き上がってきているのが分かりますか?

グリスホールからグリスが入っていかないのなら、この注射器グリスガンの負けでしょうが、ダストキャップ自体が浮き上がっているんですから。

考え方としては良いのですが製品としての詰めが甘い所がBONTのシューズに通じるところがありますね。

以前オーバーホールしたシマノアルテグラペダルと比較すると精密さが全然違います。

参考までにレーガーミ長崎のSPDペダルオーバーホール記事です。

http://batten2010.blog.bbiq.jp/blog/2011/04/spd-by-kattak-5135.html

 

実はマイクロロン・アセンブリルブリカントを使ってみようかとも思いましたが、ココまでダダ漏れだとお金を撒き散らかすようなものなので断念しました。

 

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