カッタカの知ったか

冥府魔道の自転車道を、無人の野を歩むがごとく逝く漢・カッタカのブログです

謙遜と嘘

先日開催された、五家原岳ヒルクライムのスタート時の事。

スタート時の追い抜きによる、車道はみ出しの危険を回避する為、なるべく脚力順に並んで欲しいとスタッフの方から依頼されました。

 

そんなん分かる訳なかろーが!ですって?

いいえ、分かるんですw

所詮、いちショップのイベントですから選手も顔見知りばかり、一緒に練習したり同じレースで走った事もあるヒトばかり。

 

ワタシは素直に、2年前は1時間14分くらいだったとカミングアウトし、○○さんと××さんはワタシより速いから前へどうぞとお願いしました。

しかし、彼らはなんたら~かんたら~と理由を並べワタシの後へと並ぶではありませんか。

 

心清らかな他人を疑う事を知らないワタシは「そういえば、最近調子も上がってるし、そうかも」と思い素直に前列に・・・。

 

そしてスタート。

 

皆さんの予想の通り、すぐさまワタシの横を追い抜いていく彼ら・・・

 

何故そんな見え透いた謙遜をする?すぐに分かるのに。

 

いや、そもそも謙遜なのか?

 

例えば、レース後にワタシの「速かったですね~」の声掛けに対し、「いや~たいした事ないですよ」と返事をするならば謙遜でしょう。

 

しかしながら、コッチが遅いって言ってるのを否定しておきながら抜くのはウソじゃないの。

 

いや、本当は少しでもそう思ってしまった自分が恥ずかしいだけです。

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